とにかく笑って、笑って、笑って、泣ける舞台でした。
演劇とダンスが融合した舞台は最近でこそ珍しくないですが、
快快の「Y時のはなし」はそれだけにとどまらず、人形劇、アニメ、ゲーム、お笑い、電子音楽、
あらゆる要素(無理矢理ひとことで言うならば"ハッピーになれるもの")を採り入れながら、
伝わってくるハンパない生の感動がまぎれもなく"舞台"であることが、
とてもとても素晴らしくて。
鑑賞後数日間は快快のハッピーなオーラが頭じゅうを覆い尽くし、
他の事が考えられなかった。考えたくなかった。
時代の空気や流行をしっかりとつかみつつ、
ポップでありながら実際はとても前衛的で尖った表現活動をすること。
それを可能にするポテンシャルの高さがとてもまぶしいです。
(2010年11月5日
アトリエ劇研にて観賞)