2005年5月28日土曜日

ワイルドスミス・絵本の世界-おとぎの国のファンタジア展

tirasi
福井市美術館で開催中の「ワイルドスミス・絵本の世界-おとぎの国のファンタジア展」に行ってきました。
正直、僕はブライアン・ワイルドスミスの絵のタッチはさほど好きではありません。
しかしながら、彼の描く絵の色彩センスは、「色彩の魔術師」と評される通り素晴らしいものでした。
淡いようでいて深く、透明なようでいて立体的な印象を受けました。

最近僕は、「色彩」というものに興味を抱いています。
「色彩」は人を時には高め、時には和ませる、心と密接に繋がりを持った存在です。
その「色彩」とは何かを探求する手段として、手始めに塗り絵を2ヶ月程前から始めました。
僕の塗り絵法は、一言でいうと、「既成概念を取り払う」。
例えば、パンダの塗り絵があったとすると、必ずしも黒と白で塗る必要はない、ということです。

先には何があるのか、ひょっとして何も見つからないかもしれません。
ただひとつだけ言えることは、一塗り絵人から見て、ブライアン・ワイルドスミス
紛れもなく「色彩の魔術師」だということです。