キルスティン・ダンストが不安定な情緒に導かれるようにバウハウス系抽象絵画をカラヴァ
あと気になったのは、「脳男」とともに物語の核心部分を形づくってゆく女性精神科医の机の上に、
比較的目立つように置かれていた『逆抵抗 心理療法家のつまずきとその解決』という本。
調べたところ、治療する側の無意識のバイアスが治療される側にマイナスの影響を与える(「逆抵抗」)可能性があることについて書かれているらしい。
鑑賞後にこの「逆抵抗」という存在を知れたのは、この映画を振り返る上でとても有意義だった。
人は多くの「真実」と思って疑わないバイアスを一生疑わないまま生きていて、
「『真実』という仮面をかぶった自覚がないという偏りがある」純粋さは人生にドラマを生みだしているのかもしれない。
