"母と子の感動の物語"というおおよそのパブリック・イメージを
省略を多用した大胆な編集で大胆に裏切った
オリヴィエ・アサイヤス監督の天才的な野心が光る
母と子の感動の物語です
省略が想像力をかき立て
ありがちな押しつけがましい感動ではない
微熱にうなされるような感動の持続を
ラストに向け自然と高まらせます
マギー・チャンの演技がどれほど素晴らしいものか
その全てを語り尽くす自信はありませんが
この名演がもし胸を打たなかったとするならば
それはとても悲しいことです